せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

210128日記  別の次元

・日曜日終了。家の片づけが本格的なフェーズに突入したため、とても疲れています。なんでこんなに段ボール多いんだよ。数年処分してなかったからだよ。正しく「ツケ」が回ってきており、じゃあ今度からちゃんとするかってそんなことはないのだけど。ずっと頭の片隅で掃除のことを考え続けるか、数年の間完全に開き直って溜め続け、ツケをそのうち払うか。私と言う人間は常に後者を選択する。

 

・収納をひっくり返して段ボールを縛ったり古着を選定したりしていたからだろう、いくら洗えど手が埃臭い。それも放置された部屋から漂う埃の臭いだ。嫌いなんだよな。そういえば、いくら洗っても手から匂いが落ちないときは、実は匂いの元は手じゃなく鼻孔についてるとか聞いたことがある。これもそれか……?

 

・ネタがなーんもない。なーんも。作業中は全然考え事をしないほうの人間なので、今日はなんだかんだずっと片づけしてたもんだから考え付くはずもない。メモ帳にはいくらかネタが書き留めてあるけど、どれも日記にかくのがちょっとめんどうなものばかりだ。多少しっかり考え、そのうえ言語化するのも頭をひねらねばならない。

 

・一昨日の日記で尻切れトンボみてぇになったやつ(誰かと親密になることと、特定の誰かと親密になることの違いについて)だって、頭のなかではもうちょっと考えていたのだけど、どうにもこうにも文章にできなかった。だからあんなオチもない日記になったわけで。私はどちらかと言うと口下手なほうで、だけどこういうことに関して言えば口頭のほうが圧倒的に『語れる』。特性とかではなく、大体の人はそうだろう。考えをうまく文章化するというのは、どれだけスキルがあっても充分というものはない。

 

・何かを見て、ありきたりでつまらないと思うことと、それを自分はやれないだろうと思うことは、別段矛盾はしていない。私はときたま、現ジャンプ連載作品のあれがどうだこれがああだと友人内でいっちょ前に批評し、ときに否定的な意見を語るけども、もちろん私の技量や根性ではアイテルシーもビルドキングも創れっこない。実際に手を動かし、作品を完成させるのは大いなる努力と苦労、資質が必要だという事実は承知のうえで、しかし、面白いだとか美味しいだとか、そういう評価は苦労の量とはまったく別の次元だ。そういう考えで「お前がやってみろ」論には否定的で、軽々しく口に出したくはない。