せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

僕の心のヤバイやつ感想『身長測ってもらった話』

・『ア゛ア゛ッハァ゛‼︎』みたいな声が出た。最高。ところで本編とオマケとで、ペース的に週刊超えてない⁉︎筆がノってんのかな。週刊連載抱えてるんだから、体は大事にしてほしい。

 ・撫でてもらえなかったねぇ→山田。2人の身長差的に、よしんば付き合ったとしてもなかなかチャンスは巡ってこないだろうに。めいいっぱい甘えればワンチャンか?

 

・『闇の能力者』に引き続き、自分の身長に希望を抱いている市川。割としょっちゅうああやって測っているそうで、僅かずつでも伸びていることを願う。じゃないと不憫で……。

 

・頭っから行きましょう。今度は仮病で保健室に来た市川。先生の発言から、結構な頻度で来ている模様。実際に具合が悪い時も混じっているだろうが、大半はこうやって身長を測りに来ているのだろう。それにしても迂闊。やまだが ひそんでいた‼︎

 

・山田は本当に具合が悪くて寝てたんでしょう。そこに市川の声が聞こえてきたので、絡みに行った。市川と同じく、山田も保険教諭が出ていくのを待って行動したら、なんか可愛いことしてた。スキップ混じり(たぶん)でニヨニヨしながら近く山田、具合が悪かったことなんて忘れてそう。

 

・自分が身長を気にしてること、仮病を使ってまで測ろうとしたことが、好きな女子にバレてしまったこの状況。そりゃ恥ずかしいわ。

 

・手伝う山田。この身長差よ‼︎なぁ‼︎市川自身はそこにコンプレックス抱いてそうだけど、はたから見る分にはニヨニヨしか出来ない。いつぞやのエレベーターと同じような構図だけど、今回は不可抗力ではない。ところで、2Pの左下コマ、胸の形的に当たってるどころか押し付けて動かしてるようにしか見えないんですが。次のコマの市川の表情からも、たぶんそうなってる。純情中学二年生からしたら卒倒ものなんだけど、どちらかというと山田の羞恥心は何処へって感じ。流石にわかった上でからかっているわけではないだろうから、気づいてないに一票。

 

・動かなかったので、手で測る。乗せるだけでいいのに、撫でてんじゃないよ山田。つい、じゃあないだろう山田。聞いてるのか山田。市川に肩入れすると山田に対して説教したくなるな。なんだこの現象。脳直でタイピングしてるとこうなるな。

 

・市川の身長は140……なわけない。好きな子との単純接触は当然嬉し恥ずかしいもので、今回は恥ずかしが強すぎた。というか市川は恥ずかしがり屋。乗せられた手から逃げるように屈む気持ちは分からんでもない。あと、実際の身長を知られたくなかったというのもあるだろうか。最初はおとなしく測られようとしてたので、それはないか?

 

・「私もして(建前:『私の身長も測って』。本音:『私も撫でて』)」。欲しがりさんめ。図書室だけでは飽き足らず、保健室でさえも積極的にイチャイチャしようとするんじゃないよ。聞いてるのか山田。いい加減にしろ自分。

 

・「台が必要だ」「ひどい」。『お前を撫でるには台が必要なんだよ』って、山田が多少でも身長を気にしてたら、まあデリカシーがない発言。あんまり気にしてるようには見えないけども。気にしてなくても、意中の男子からそう伝えられるのはちょっとショック……なんだろうか。わからん。いずれにせよ、市川からしたら撫でる云々は知らない話で、一旦は身長台(って言うかは知らないけど、伝わるでしょう)のカーソル(左同)を動かすのを試みるのはある意味当然。そこの2人のちょっとしたすれ違い。「ひどい」のコマの山田の顔可愛いな。絵本みてぇ。ほんとにちょっとひどいと思ってそう。

 

・漫画形式では滅多にない、上から見る山田。一枚絵だとちょこちょこあった気がする。市川からしても、立ってる山田を上から見下ろすのは新鮮だろう。

 

・距離の近さと期待感でドキドキしてる山田。特に、市川から近づいてくるのは滅多にないことだろうから、そっちで結構すでに嬉しいんじゃないだろうか。4Pの右下の山田の表情、期待やら嬉しい気持ちと、それらの上で澄ました顔を試みてる感が出て非常にいい。すごい繊細な表情に見える。

 

・動いちゃったカーソル。山田チャレンジ今回は失敗。残念。いつの時か、そういう仲になった時、そういう意味で撫でてもらえることを祈るばかりである。それにしても、中二でほぼ172cmて。高いなおい。卒業時は174cmとか行ってそう。

 

・山田の「もう!」。はい可愛い。カーソルを動かすのを試みた市川と、動いちゃったカーソルに対しての「もう!」なんだろう。若干理不尽な気がしないでもないが、そんなもんか。冷たい表情でないおこ顔の山田は貴重で、なかなか見られません。

 

・身長測る時、山田が市川の肩を掴んでるのがいい。力を入れるためにそうしたんだろうけど、手で測ってる時も離してない。無意識だろうか、離したくないんだろう。

 

・深読みするやつやってみよう。『山田、実はカーソル動かせたけど、市川に触れたかったし触れてもらいたかったので動かなかったふりをした説』。最後に市川があっさり動かせた事実に起因する説です。「市川のことになると頭よくなる山田最高……」って気持ちになれるのが利点で、ダメな点はいろんな描写が否定してくるとこです。山田が市川を撫でた手を見つめてるコマとか、撫でてもらうのは絶対そこで思いついたろって感じ。

 

・あと、市川が保健室に行った理由に、山田の存在があったりしないかなって思う。いやもちろん、身長へのコンプレックスが誰か、特に山田に知られたくない気持ちはあるだろうけど、保健室に行くにあたっての思考が「山田いないな……保健室か?」→「保健室といえば、最近身長測ってないな」→「ジャージも大きいの買ってもらったし、測ろうかな」みたいな順路を辿ってたらいいなってだけ。最後の思考の時には山田のこと忘れてないと成り立たないけど。

 

・思考が妄想の域に入ってきたので、終わり。次の更新はいつだろう。

 

・以下更に補足が来たので追記。

 ・いや、山田の体重とかはとりあえずいいんすよ。重要なのは1番下のコマで、保険教諭が気を回していたという事実だ。

 

・市川と山田がイチャイチャしてるのを目撃した教師、担任と保健教諭と図書委員の先生の3人。だから、一部妄想勢の間では、二人の仲が職員室ではわりと話題になってるのでは、みたいな考察があった。ただ、今までの作品の描写はあくまで『目撃した』止まりで、そこから2人の仲を認識したみたいな描写はなかった。

 

・が!今回のオマケで、少なくとも保健教諭に関しては、気を回すくらいには認識しているということがわかった。これで妄想があと一歩深いところに行ける。

 

・今回気になったのは、保健教諭が部屋を出て行くにあたっての思考だ。以下はもう愚にもつかない妄想です。

 

・その1。二人が逢引しに来たと理解した説。山田の方は知らないが、市川の方はわりと露骨な仮病。クラスの子の視線がない保健室に、わざわざ時間差で来た、結構仲のいい二人。もし自分があの先生なら、やっぱり逢引を想像する。

 

・その2。山田が先生に恋愛相談をしていた説。これはそのままで、結構頻繁に保健室に来ている様子の山田が、故に気心知れてそうな女性の先生に相談していても、おかしくはないかなと思っただけ。あるいは、『微熱』回だとか他の先生からの情報とかで二人の仲を疑った(言い方)保健教諭が、山田に直で聞いてみて、それで山田の気持ちを知ったか。ちょっと『雑』なところのある様子のあの先生ならやりそうな気がする。

 

・最後に担任が出てきたの、情報や認識を共有しているのを暗示しているととってもいいだろうか。

 

・市川が「体重なんかどうでもいいだろ」って言ってるの、たぶん本心だろう。姉もいるし、女性の体重にそこまで幻想を持って無さそう。山田のタッパやスタイルからすれば60kg前後は妥当な気もしないでもない。だって172あるんですよあの女。

 

・ただ、山田はそう思わない可能性。これでその日以降、図書室で食べるお菓子の量がちょっと控えめになったらいとおかし。