せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

僕の心のヤバイやつ感想『僕は距離をとれない』

・ほら見ろやっぱり最高だったじゃないか!!続く?!続くのか⁈

mangacross.jp

・何が一番良かったかって、やっぱり山田が差し出した手を市川が握りかえしたとこ。山田目線に立つと、こんなに嬉しいことはないだろう。他の人の視線は気にするけど、結局原さんに見られてるのはご愛敬。最高&最高&最高&最高。

 

・予告でTwitterに投稿されてた、山田が市川に体当たりするシーンについて。勝手に騙されていたんだけど、今までの印象から、山田が背後に忍び寄ってのあれかと思ってた。まさかあんなに感情が詰められたシーンだったとは。

 

・今日の夜の一枚絵が既に楽しみ。金曜日の単行本も、来週の更新も。過剰摂取で逆に体調悪くなるんじゃねえかな。

 

・いつも通り、冒頭から感想を書いていこう。男女合同持久走。これはまあ、予告から容易に予想がついたね。山田(ポニテ)だ!眼福の市川。そしてお久しぶりの原さん登場。登場毎に可愛くなってない?恋してるからか?今の気持ち悪いな。

 

・「一緒に走ろ!!」やまだはいいこだなぁ(フラグ)。回収はスムーズに。置いていったor置いていかれた経験は誰にでもあるだろう。山田は走るのが苦手なのはまず嘘じゃない。だから、走り始めたらそのことでいっぱいいっぱいになっちゃって、自分の世界に入ってしまう。それで原さんは置いて行かれたんだろう。どうでもいいけど、「山田さ〜ん」のコマで久しぶりに大田(デブ)が登場した気がする。

 

・そんな自分の世界に入った山田の前に、市川が現れた!!そっちはすぐに認識して、逃げ惑う(言い方)彼に追いすがる山田。足の長さが違うぜ、すぐに追いつく。二人の関係性か?

 

・服つかんでの「待って…」はずるくない?意識してないだろうから、魔性である。次のコマで山田がちょっと笑顔なのは、若干市川のスピードが落ちたからだろうか。

 

・「人前で絡むなって言ってるだろ!!(言ってない)」…は?カレカノか?人前じゃなかったらいくらでも絡んでいいということなので、これを言われたら山田は歓喜するんじゃないか。まあ言われなくても絡むんだろうけど。人の有無はあんまり関係なく。

 

・一旦スピードを緩めて(推定)からの→ダッシュ!!引き離せたかと振り向く市川だけど、スタートから何度振り返ってんだお前。山田のことを気にしすぎてる。

 

・ジャージを脱ぐ山田。スタイルいいなあおい。これも市川を止めようという意図はないだろうから、やはり山田は魔性……。謎のペースダウンて。謎でも何でもないことは自分が一番分かっているだろうに、なんに対する言い訳だ。自分か?『本当に好きな子だと抜けない』説を、まだ引っ張っているんだろうか。

 

・追いかけっこの辺りからずっと、二人だけの世界に入ってるな。「体操着後ろ前逆じゃね」仲良く二人で走ってるツーショットが数コマ続く。この瞬間を見たかったんだよ!!

 

・襟ぐりを広げているのは、タグを確認しているのだろう。描写が細かい。着たときの違和感で気づくだろというのは無粋か。山田だし、そういうことも有るんだろう。

 

・ジャージパス。今回は保健教諭からではなく、山田本人から(『僕は眠れない』参照)。汗を吸っているだろうに、乙女としてそれを気にすることもなく、まず前後ろを直す。市川に指摘されたところだから?まあ、気にしどころではなかっただろうし、そこにまで何らかの感情を見いだすのは深読みしすぎか。流石に足立とか相手にはしないだろう(完全に想像です)が。気を許しているのは市川相手だけであってほしい。

 

・見とれて(見惚れて?)ふたたび市川ペースダウン。三度の魔性。そして、今度は山田が先行する形で距離が離れる。今まではずっと、『男として抜かされる訳にはいかない』というモチベーションで距離をとっていたけど、あえなく失敗。もう一つの『人前で絡んでいるところを見られたくない』というのは、保身もあるし、山田のことを考えてでのことでもある。

 

・だけども、山田が振り返ってこっちを見てる。市川がこれを「(自分が追いつくのを待ってくれている)」ととったかどうかは知らないけど、この時、山田は少しペースダウンし、市川は少しペースアップしたんじゃないだろうか。そうだったら嬉しい。モノローグでは『あ……また……距離が……』とあって、こえをストレートにとると距離が詰まることに対して自分の意志は関係していないように見える。つまり、山田がペースを落としたからそうなったと考える方が自然なんだけど、そんなことは関係ない。無意識にペースアップしたって方がグッとくる。

 

・市川が追いつくまでの間、ずっとそちらを見ている山田。危なっかしいな。何をそんなに見ているのかと思えば、「右目…はじめて見た…」ですよ。めちゃくちゃ嬉しそうに。なんだコイツ。なんだコイツら。

 

・『念願叶った』見たいに言われて、市川は何を思ったんだろう。急いで直していたけど、「(またからかわれた)」くらいに思ったのだろうか。願望としては、もうちょっと親愛の情が含まれていることには気づいてて、それに対する照れとかもあって欲しい。

 

・このP5の最後の二コマ。背景にずーっと描き文字ではぁはぁしてて、エロ漫画か彼岸島かって感じだ。

 

・走り出しは一人の世界に入っていた故に原さんを置いていった山田で、終盤では市川と二人の世界に入ってコースアウト。置いて行かれた原さんは、一部始終を後ろで見ていて何を思ったのだろう。『僕は恋バナを聞いた』では市川の恋心に察しがついたであろう原さんだけど、既に山田の方には気づいているだろうか。そこも含めて、今後の展開に絡むことを期待。勝手な希望としては、もう一回山田と恋バナを開いてほしい。なんなら市川交えて。『僕はお膳立てした』の、神崎くんOUT市川INバージョン。性急が過ぎるか?

 

・原さんの走る効果音『ぽてぽてぽて』て。ゆるキャラかなんかかよ。

 

・結果的に二人仲良く最下位。一番目立つ気がしなくもない。そして一番好きなシーン!!

 

・「も…ムリ…」て。いちいちそれっぽく見えるのは、さては自分の心が汚れているからか。これに対しては、市川はわりとフラットな目で見ているような気がする。

 

・手を差し出す山田。驚いてナナチみてぇな口になる市川。次のコマの山田の表情よ。無視されるように一旦そっぽを向かれたんだから、そら不満げにもなるさ。

 

・この手はどうだろう、意識して出したのか無意識か。疲れから、いつも小林さんとかにするみたいにとっさに出しちゃったとしたら、引っ込みがつかなくて無視されてもそのままだけど、その時の心情は恥ずかし成分強めを予想。意識して出したとしたら、無視されたときは不満成分が強め。

 

・そっぽを向いた市川だけど、それは人目を気にしてのこと。原さんも向こう見ているし、『みんな先に行っちゃった』状況なので、手を差し伸べることに障害はない。『人前で絡むな』なので、人が見ていなければいいのだ。

 

・市川が恥ずかしがりながらも手を握ってくれて、反応してくれて、山田の心情は如何に。「よっ」と立ち上がって「ドーン」は、照れ隠しだといい。それを微笑ましそうに見ている原さん。結局見られてんじゃねぇか。

 

・「山田さん全然自分のペースじゃなかったよッ!!」おこ原さん。どうでもいいけど、「ッ」だと刃牙っぽいな。ほんとにどうでもいいな。原さん視点だとまあそらおこだよなって感じ。指摘されて恥ずかしがる市川。山田の感情は、…これはなんだ?市川の前で指摘されると恋心がばれちゃうからやめてってことか?だめだ、答えが出ない。

 

・いつぞやの「僕は学校が楽しいらしい」と同じく、山田といる日々が楽しいものだと認識しだした市川。ちょっと自分のなかで不穏なのが、そのことに気づいた市川が、自分が将来負うであろう傷を小さくするために、山田から距離をとろうとしないかという所。今回の話は、距離をとろうとしてもなんだかんだで『僕は距離をとれない』っていうオチなんだろうけど、今みたいな『無用な勘ぐりを避けるため』『山田のイメージを守るため』という理由から、自分を守るための理由に変わったらどうしようかという話。

 

・一巻では自分を犠牲にして善行を多く積んでいたから、いまさらそんな心配を……とは思うし、実際完全に妄想でしかない杞憂なんだけどね。

 

・私たち(ジャージ)、入れ替わってる〜〜?!次回に続くとのことだけど、さてどんな話だ?時系列的に、Twitter短編『闇の能力者』とどっちなんだろう。前だとしたら、ジャージがおじゃんになるなんらかのイベントが予想される。

 

・ところでずっと思ってたけど、体育終了後そのまま教室に戻るって、どういうシステムなんだ?いつ着替えるんだろう。

 

・時間がないのでとりあえずここまで!!

 

・以下加筆。

 

Twitter短編との関連性について。個人的にはどっちとも取れるなって感じだけど、ザーッと他の人の感想を見た感じ、今回の更新の方が後だとする説が多かった。理由としては、市川のジャージのサイズがちょっと大きく、山田のやつとサイズ的に似通っていたので間違えた→短編の方が先。って感じ。ふむ……否定する必要のない説だ……。

 

・あと、2人が手を握った時、市川がグーを差し出してるっていうのを見かけて、「嘘!気づかなかった!」と思ったけど、そんなことはなかった。なんやねん。

 

・よーく見たら、ちゃんと市川の手の内から山田の指が見えてて、しっかり互いに手を握っていることがわかる。

 

・「右目…初めて見た…」の山田、繰り返しになるけど本当に嬉しそうというか、笑顔が抑えきれない感じがしてとてもよろしい。口元に手をやってるのも素晴らしくグッド。

 

・P4からP5にかけて、先行する山田に市川が追いつくところ。山田はその間ずっと市川の方を見ているんだけど、これはやっぱり滅多に見れない市川の顔の全貌に見惚れていたってことでいいんだろうか。

 

・ずーっと2人で見つめあってるな。つくづく、原さんの心境やいかに。

 

Twitterに投下された一枚絵、持久走中の一枚絵だけど、わりと原さんがずっと2人に追いすがってたんだな。原さんでも追いつけるくらいの走力(失礼)で、距離をとるとらないしてたのかよ。ただのいちゃつきじゃあないか。それにしても、太田はいつのまに追い越したんだろう。

 

・原さんの「みんな先に行っちゃったねー」は、2人に対する気遣いなんだろうか。それは察しすぎというか、気を回しすぎな気がする。作劇上の都合で言わせたというのが個人的な考えだけど、ロマンがないな。

 

・今回も今回で、読むべき行間がないのでここまで。来週が楽しみです。