せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

210405日記 違和感からの

・月曜日終了。もう何度目の実感だかわからないけど、労働がしんどい。しんどすぎる。こんなにしんどかったっけ?ってなるくらいしんどい。いや、環境が変わって確実に忙しくはなってるから、そりゃ今までに増してしんどく感じるのは当然なんだけど。


・いろんな人の『働きたくない、労働辛い』って嘆き、泣けるほど共感するし共感できると気持ちいいからその瞬間だけは逆に労働の辛さが薄れるのだけど、内から湧いたしんどさと独りで向き合ってるとき、今度はその他人の嘆きを思い出してしんどさに拍車をかけるので、正直トータルでは目に入れないほうがいいと思ってる。勝手に目に入るし耳に飛び込むんだけどね、現代社会だと。


・そういえば、ジャンプ。ヒロアカと呪術がないと一層読み応えが軽くなるな……というのが全体の感想なのだけど、私にしては珍しく、読切が印象に残った。15pの、キノコのやつ。とはいえあまりいい印象ではないのだけど。


・あらすじとしては、こう。ビルよりでっけぇキノコと街があって、街はそのキノコを名物にして多少潤ってるのだけど、そのキノコが人を養分にしてるという事実があり、キノコを撤去すべきという声が広がった。撤去派は擁護派・穏健派を街から追いやり、全会一致で晴れてキノコを大爆破。実はキノコの菌糸は緩んだ街の地盤を支えており、キノコの倒壊とともに街は地盤ごと崩落、撤去派の人間は巻き込まれて死亡……。共生できたらよかったのにね!ってな感じなのだけど、私の第一印象はこうだ。「いや、キノコが悪くね?」


・これは決して『正しい』意見ではないという前提で。街の地盤が緩んでたのって、どう考えてもキノコの、菌糸のせいじゃないですか。地盤を支えてたってことは地中の亀裂に菌糸がフィットしてたってことだろうけど、いやどう考えてももとは細かった亀裂に菌糸をねじ込んで、キノコ全体の成長にしたがって亀裂を押し広げたってストーリーしか見えない。もとから多少緩かったのかもしれないけど、あんなクレーターができるほどカスカスになったのはキノコのせいでしょ。なのに人から養分を取るのを「共生」だの「支えてた」だのと総括するのは、個人的にはだいぶモヤっとする。マッチポンプじゃん。


・ええ、難癖だ。相手は漫画だし。正直娯楽作品にこういうイチャモンをつけるのは嫌いなのだけど、しかし哀しいかな、一度粗のようなものを見つけると次から次へとイチャモンが湧いてくるし、そのイチャモンを正当化する(屁)理屈も溢れてくる。上で書いたのなんかまだマシなレベルのがポンポンと。ほんの違和感からこんなに文句やイチャモンが溢れるのだから、創作は本当に大変だ。