せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

211130日記 新連載と色眼鏡

・火曜日終了。もう明日には12月なんですって。11月って私なにしてたっけかな。温泉行ったくらいか? あとはまあ、まだ秋だのもう冬だの言いながら仕事とゲームと日記と僕ヤバをやってた記憶しかない。僕ヤバをやる:僕の心のヤバイやつを読み、その内容に対して身悶え、脳を狂わすことです。今回の僕ヤバもヤバかったですね……。感想は感想記事に書いてるのでこちらでは多くは語らないけど、最で高だった。素晴らしい回であるほど語る口が重くなるものです。

 

・別の漫画の話をしようかね。ジャンプ、楽しみにしてる漫画の割合がちゃくちゃくと減っていっている現状に、そこはかとなく卒業の文字を見たり見なかったりしてるのだけど、ここ最近の新連載だとPPPPPPが結構いい感じだ。まだ評価は定まってないが、今のエピソード次第の〆次第で推すかどうかが決まってくる。予告の時点では厳しいものを感じていたので、こう、初見で違和を感じる設定やら絵柄、雰囲気なんてものは、なんだかんだストーリーと演出の両拳で殴られれば知らない間に飲み込めてるし、飲み込めさえすればこっちのものなんだなと改めて思い知った。思い返せば呪術廻戦やら火ノ丸相撲やらも、一話を最初に読んだときは「うーん……」だったもの。今読み返せば十分面白いと感じるけども。

 

・そういうことで言えば、「ジャンプの新連載」を読む目がどんどん濁っているのかもしれない。なんだかんだと購読歴が長く、その分多くの短期打ち切り作品を目にしてきた弊害だろうか。よほどでなければ「打ち切りのオーラ」みたいなのを見出してしまっている気がする。今週のもそうだが。

 

・一話だけで判断なんて、そんなことしようがないのにね。失敗の予言のほうが当たりやすいので、なまじそうして感じた予言が現実になってしまうのも良くないのだが。鬼滅も呪術も一話から話題沸騰とはなってなかったでしょう。ある程度の期間はことさら色眼鏡をかけずに、フラットに見てく必要がありますぜ大将。もちろん10話経ってもちゃんと面白い話が1,2話だったり、中編エピソードがイマイチでしかなかったりすることもあるっつうか、そっちの方がやっぱり多いんだけどさ、けどそれを「失敗の予言的中」って扱いとして積み上げちゃうと、どんどん掌返しがしづらくなるでしょう。せっかく面白くなってきたのに自分の予言が外れてたことを認めたくなくて視界から外したり素直に楽しめなくなるなんて、そんなもったいないことはない。まあ、このコンテンツ飽和時代、それでも楽しめる作品はほかにいっぱいあるんですけどね……。意固地のまま改めなくても生きていけるというのは、まあ救いでもあるけどさ。

 

・なんだったら私も、今あれだけ狂ってる僕ヤバに対して、一度は「別に……」で離れてますからね。いつかの日記にも書いた気がするけどさ。最初読んだときは5話くらいまで更新されてたかな。噂の「みつどもえ」作者の新作が読めるってんで見に行ったものの、そんなにだなっつって一旦頭から消してる。数か月後にふと再読して、保健室での回まで読んで「おっ」ってなって、『僕は何もできない』で心を掴まれた感じ。もし最初に見限ったことをいつまでも引きずってたらと思うと、私はこれで良かったなと改めて思いますね。