せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

210418日記 えぇ……ってなった話

・日曜日終了。4月に入ったってのにいつまでたってもあんまり暖かくならないせいか、睡眠がはかどってしょうがない。ええ、今回の日曜日も昼寝をしてしまいました。あまりにもよくないが、まあ今日は休む日だって決めてたしな。ちゃんと買い物もしたし、やることはやってる。指がちぎれるくらい買い込んでしまった。

 

・プライベートなあれこれで文字数を稼いでることからもわかるだろうが、昼寝してたせいで特にネタがない。そんで飯食ったばっかで頭も働いてない。頭がぼーっとしていて、もうひと眠りいけそうな感じだ。昼寝のせいでそんなに深くは眠れずたぶん0時くらいに自然に目覚めて、そのまましばらく眠れないパターン。翌日が仕事なのにそれは一番ダメなので我慢するけど。月曜日が地獄になる。

 

・漫画が大好きなタレントがたがいのおすすめ作品を語り合うみたいな番組が少し前に放送されてて、まあ私もインターネッツ住民のご多分に漏れず気になって視聴はした。こんな感想は我ながらいかにもインターでネットな類型だなとは思うけど、まあ話題に上がるのはメジャーどころでしたね……というところ。偉そうでヤな感じですね。

 

・こういうのをやるともはや当たり前のようになっているのだけど、番組から各タレントさんの好きな漫画一覧が切り抜かれ、それをもとにネットの各所ではいろんな匿名人が感想会というか、まあ好き放題な雑談が繰り広げられる。そういうの見ててちょっとびっくりしたのが、あくまで個人名は出さないけども、メジャーどころといえ数出してた「あっち」がにわか扱いされ、特定ジャンルのみを挙げてた「こっち」がガチと評価されてたところ。いちネットの感想ごときにこう思うのもあれだけど、「えぇ……」ってなった。

 

・そう評価する理屈はまあ、なんとなくわかる。前者が挙げてたのはそれなりに漫画を読んでる人なら、読んでいなくとも大体タイトルや掲載雑誌くらいはわかるやつで、実際人気もあり、一般に受けやすいものだった。一方の後者が挙げてた漫画…というかジャンルは人を選ぶもので、多数派か少数派かで言えば少数派。挙げてたそれぞれのタイトルも「そういうの」をある程度嗜好する人じゃないとわからないもので、だからその画像だけを見たときの判断として前者をにわか、後者をガチとするのは、理屈としてわからないでもない。

 

・だがしかし、だがしかしだ。まず、あの番組は別に誰がガチかガチじゃないかを決めるなんてものではなく、ただ漫画が好きなタレントが集まってお話をするというだけのもので、こんな反論に意味などないのはわかったうえで。番組を一通り見た限り、私としては有名どころだろうがそれなりに満遍なく多くの漫画を読んでる時点で前者は間違いなくガチだと思ったし、一方の後者はホントにその特定のジャンルしか読んでおらず、それ以外に食指どころかアンテナも伸ばしてなかった様子が見受けられ、正味な話、漫画好きとしてすらどうだろうと感じたのだ。だからネットの真逆な意見には疑問符が浮かんだ。

 

・人を選ぶ作品は必然的に評価として「ディープ」なものになるというだけで、ディープな作品を好むというだけでその人をガチ扱いするのは違うだろうと、マイナーどころだけ学んで玄人面をするのは違うだろうと、そういう話だ。第一、漫画なんてコンテンツとしてデカすぎるのだから、たかがちょっとグロいだのエロい程度の「多少人を選ぶ要素」ではまったく深いところに潜れない。ただの好みの範疇におさまるのだから、じゃああとはどれだけ深くなるか広くなるかの話だろう。少なくとも「漫画好き」としての背を比べるのなら、当然広さは必要でしょう。