せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

201225日記 イベントの強さ、マスク論

・金曜日終了。今日はプレミアムフライデーだそうですが、え、じゃあ2020年最後の金曜日でもあるじゃん。ちょうど一週間後には年も明けているという、よく考えなくてもこの辺りのイベント密度おかしいよ。

 

・特定の日付に派生するイベント(◯月の第◯◯曜日とかではなく)、冬に集中しすぎじゃない? クリスマスに大晦日と元旦、バレンタインにホワイトデーか。祝日も一応特定の日付のやつはあるが、基本イベントにはならないよな。夏のやつってなんかある……? あぁ、七夕とか子供の日があるな。いや、だけどどうだろう、特定の条件を満たしてないとイベントとして参加しないしな。一般独身成人諸氏が5/5に何をするかって話ですよ。なんもしないでしょう。別に独身じゃなくてもだ、子供がいなかったりもう成長しきってたりしたら同じだろう。なんでもない日でしかない。子供の日に比べれば七夕はほんのちょっとだけ強いが、それでも何も感じずにスルーしてる人間は多いと思う。クリスマスとかに比べるとやはり弱い。

 

・「『クリスマスだから』なにかしよう」という動機としての強度がまず強い。一般独身成人諸氏が「『子供の日だから』なにかしよう」「『七夕だから』なにかしよう」となるか?人からそれを提案されて素直に納得できるか?「よっしゃやろうぜ!!」ってやついるか? 相当愉快な人生送ってないと無理でしょう。その点クリスマス、なにかをするどころか、別になにもしなくても(出来なくても)「クリスマスなのに」という意識が湧いてしまう。しつこいようだけど、子供の日や七夕でそうなるか? 「あ、昨日七夕だったな……」で終わりだよ。その時に湧く感情、“無“でしかない。あぁもちろん、今日という日を独りでなにもなく過ごしたところでなにも感じるところはないと言う人もそりゃいるでしょう。なにも言えることはないです。“無”です。

 

非実在青少年の顔をマスクが覆う日は来るんでしょうか。いや、非実在であれば青少年に限った話ではないけども。現代社会、それなりに親しい相手でないとご尊顔の全貌(まさに『貌(かお)』の『全て』)を拝見することは少なくて、正直マスクなしの顔って実物見るよりテレビの向こうだったり作品の中で見る機会の方が多い気がする。今からトンチキ専門家みたいなこと言うけど、このまま社会が進んだとしたら、若い子の中に『人生で素顔を見た回数が実物よりテレビや漫画の向こうのものの方が多い』という存在が現れるかも。そうするとなにが起こるか(トンチキスタート)、テレビや作品で映される“素顔“は基本的に平均水準が高いものだから、そればかり見ることで“素顔”に対するハードルが大幅に上がってしまい、パートナー探しに難航、ひいては少子高齢化に拍車がかかるのでは……(トンチキ終了)。