せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

200904日記 作者のファン

・金曜日の夜なんて実質休日の一部だ。翌日の心配をせずに行動できるというのはストレスがなくていい。さりとてどこかに飲みにいくなんてこともしないわけだけども。

 

YouTubeのおすすめ動画に何故か(本当に何故か)物語シリーズの切り抜きが上がっていた。忍野メメやら貝木やらの名台詞をまとめたやつ。そういえば物語シリーズは化と偽、傷のアニメは見てたなと昔を懐かしむ目的で試聴したら、こんな作画だったっけと多少面食らうなど。特に今挙げたやつ。考えてみれば一作目の化物語は10年も前で、古臭いとまでは感じないけど違和感を感じるのも当然といえば当然。あとあれだ、傷はまだ数年前だけど、ちょっと艶やかが過ぎて気持ち悪い。

 

・懐かしいで言えば涼宮ハルヒだ。新刊が出るんですってね。『驚愕』以来ちょこちょこ発表されていた短編と書き下ろしの中編だそうで、本筋の展開を望む友人は文句を垂れていたけども個人的には大歓迎だ。

 

・こういうシリーズ物を読む人は、作者のファン、シリーズのファン、ストーリーのファンと分けられる気がする。文句を垂れていた友人はストーリーのファンで、おそらく本筋しか見ていないタイプ。彼らは外伝やスピンオフなんかには興味がなく、それが好きなのはシリーズのファンだ。私はここ。作者のファンは今回のニュースにかこつけて「『学校を出よう!』の新刊も!」と願ってる人達だ。

 

・友人が最近『新世界より貴志祐介)』を読んだとのことで、同作者で個人的に強く印象に残っている『天使の囀り』を勧めるなど。これを楽しめたら彼は立派な貴志祐介のファンになれるはずだ。やっぱね、友人にはシリーズではなく作者のファンになってほしい。小説だと特にそうだが、1シリーズだけのファンだと供給が少ないし、その分語れることが少なくなる。

 

・アニメ上がりのオタクって作者のファンになること少なくない? そうでもない? 完全に周囲の人間だけ観測してのあれなんだけど。ハルヒ新刊に文句垂れてるやつもそうだし、米澤穂信の新作も古典部シリーズ以外は興味ないってやつもいる。『さよなら妖精』のその背景を説明しても興味ないままだ。わからないではないんだけどもね。私も谷川流ハルヒしか見てないし。