せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

190719 ほぼかぐや様感想

・金曜日。滅入った気持ちは元に戻った。

 

・そして指を火傷した。左手中指。タイプしにくいことこの上なくて笑う。こんなに中指使ってたんだな。

 

・今週の『かぐや様は告らせたい』。面白かったぁ…!読めば読むほど面白い。スルメか。メインの二人が結ばれちゃったもんだから、次なる展開への布石をここ1,2か月くらいでばら撒いてて、その中でも大き目の爆弾の導火線に火をつけた…みたいな状況。

 

・つばめ先輩の心中が一気にわからなくなった。今が一番謎になった瞬間で、今後の展開について無限の可能性が脳内に広がっている。その中から自分好みのものを言語化していく作業の快感たるや。

 

・唯一の悔いは、この話を読むより先に感想のまとめ記事をちらっと見てしまったことだ。つばめ先輩がなにかするってことだけわかってて、それが賛否両論を生んでいた。非の方が多いのかな。

 

・話がそれるけど、この『非』側の人について、人生経験の少なさやらを邪推している人がちらほらいる。つくづく、作品を通して、それを作った、あるいは好悪する人の人間性やら環境やらを分かった気になる人間は嫌いだ。

 

・逆はよくするのに。こいつはこういう人間だから、この作品が好きなんじゃないかな、とか。ただ、それが正しいかは微妙なライン。嗜好から推察ではなく、人間性からというのは、そもそもの難易度が高いし、多少傲慢だ。

 

・話を戻そう。考えるに、今のかぐや様の展開は『皆悪いことをしていないのに、悪い方向に転がっていく』ってやつだな。個人の考察です。

 

・この考察は、今一番謎なつばめ先輩の本心について、かなり好意的な解釈をしたうえでのものだし、根拠が薄弱というか、無いに等しい。まあ整理していこうか。あれ?日記だよなこれ。短くまとめよう。

 

・まず石上の行動について。かなり自明ではあるけども、彼はつばめ先輩のことが好きだ。だからお洒落をしてパーティーに参加し(中略)グイグイ来るつばめ先輩に対し、筋を通すためにまず告白した。彼は、自分の好意がつばめ先輩にばれていると分かっていたが、自分の過去の行動が告白と周囲にとられていることに気付いていない。その上で告白したということは、結果的にはある程度の勝算(言い方が悪いか)を見越しての上だ。あくまで結果的には、だ。彼は勝算がないと告白しない人間というわけではない。

 

・そして振られた。なぜ体を許そうとしたのかを問うと、帰ってきたのは「好きになってくれてありがとうの気持ち?」という、(おそらく)およそ彼がつばめ先輩に抱いていたイメージとは違う回答だった。それを聞いた彼は、先輩と行為をすることなく、部屋を出た。

 

・石上はつばめ先輩に失望したのだろうか?だから部屋を出たのか?ここからは推察というか願いだけど、NOだ。彼の視点に立つと、つばめ先輩は『好きになってくれた人に対し』、『付き合うつもりはないけど体を許す相手で』、かつ『色んな人から好意を持たれている』人だ。繋ぎあわせると、言い方は悪いが尻の軽い人物像になる。彼女への信仰を打ち砕かれたから、部屋を出た?そんな人間ではないだろう。たぶん、純粋に振られたから、付き合っていない人同士が行為をするのは、彼の倫理観に著しく反するから、だ。

 

・成功体験の話が文化祭中に出ていた。また一つ、彼は失敗したのだ。何にも悪いことをしていないのに。

 

・つばめ先輩。行動を整理すると果てがないので、心中を推察するにとどめよう。たぶん、「好きになってくれてありがとうの気持ち」で、彼に体を許したわけではないのだと思っている。その気持ち自体がなかったわけではないと思うが、それが理由ではない。となれば、石上のことが好きだから?そこまでも、いってないんじゃないかな。

 

・石上のような優しい人間が、自分のことを好きになってくれた。まだ好きではないけど、たぶん付き合ったら好きになる。だから、好きになるために、彼と付き合うことまでは決めたんじゃないだろうか。これもまた推察だけど、石上が告白ではなく、返事の催促をすれば、OKしたのではないだろうか。

 

・彼女が断るために口にした理由は、彼女自身が「そんな振り方は悪い」と思っていた理由だ。裏を返せば、断る理由としてその考えはあって、それがとっさに出てしまったのではないだろうか。「好きになってくれて~」発言も、同じく。

 

・とっさ。何故?たぶん、3日前の、文化祭のそれが告白ではなかったんだと気付いたからじゃないだろうか。正直に白状すると、気づいたからなぜ考えが変わったのかは、ぶっちゃけ考察が及んでいない。書きながらもふわふわ考えていたが、やっぱりまだ納得のいく答えはない。

 

感想記事にしてなくてよかった。いつまでも書き続けるところだった。

 

・これについて、辻褄があう考察を思いついたとき、その瞬間のために妄想をしているようなものだ。次回、ミコちゃんが骨折!キャットファイト来るか……?